アレルギーがある子の幼稚園の選び方と幼稚園生活

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卵、乳、ナッツ、バナナ、キウイ、そば、魚卵アレルギーの娘は現在小学生です。
幼稚園に入る前は上記に加えて、小麦、鮭、えび、カニも完全除去でした。
未就学児の場合は親が食事を管理できますが、入園すればそうはいかない…。

アレルギーがある子はどういった幼稚園を選んだら良いのか、どういった幼稚園生活を送っているのかご不安な方も多いと思います。(私もそうでした)

対応は幼稚園によっても違うと思いますが、私と娘の場合を記事にしますのでご参考になさってください。幼稚園生活ではアレルギー反応を起こすことなく卒園できました^^

娘のアレルギーについてはこちらから

娘の食物アレルギー(卵、乳、魚卵、キウイ、バナナ、そば)
8歳の娘は食物アレルギーです。卵、乳製品、バナナ、キウイ、そばを除去中。血液検査の数値など食物アレルギーの実体験を紹介。

幼稚園選び

まずは通える幼稚園をピックアップ

まずは通える範囲での幼稚園をリサーチしました。
アレルギーで何かあればすぐに迎えに行ける範囲に絞りました。

給食事情


ピックアップした園で次にチェックしたのが給食です。

娘は一時期保育園に通っていました。
保育園では園内の給食室で給食を作ってくれていたので、代替食が必要なものだけ持参していました。
パンの日はおにぎり、うどんの日は米粉麺をゆでたもの等。
メイン以外のものは除去食で対応していただきました。

幼稚園でも自園給食でアレルギー対応をしてくれる園を探したのですが、近隣の幼稚園はどこも業者から運ばれる給食かお弁当対応ばかりでした。
外注なのでアレルギー対応はできないということでした。

その中で、週5日全員がお弁当を持参という園があったので、そこに決定。
みんなが持参のお弁当なら娘も他の子と違うと悲しまなくてすみますからね。
いまは忙しいお母さんがいるからお弁当持参の幼稚園は人気がないようです。よかった。近くにそういった園があって。ラッキーでした。

園でアレルギー対応してもらったこと


給食は週5日持参弁当なので問題はありませんでした。
ただ幼稚園の行事でお弁当以外の食事や行事があり、対応していただいたことがあります。

お誕生日会のお菓子


入園した園では毎年お誕生日会があり、その時に父母会が用意したお菓子をみんなで食べるという行事がありました。
父母会のクラス代表さんがお菓子選び&買い出しをしてお誕生日会当日に持ってきて準備をしてくれます。
当日までどんなお菓子なのかは不明。
なので、当日に娘が食べられるお菓子を持参して、お誕生日会のお菓子を確認し食べられないものなら持参したお菓子に換えてもらっていました。

私は年中でクラス代表になり担当の月のお菓子は娘が食べられるものを選びました😀

クリスマス会のケーキ


園のクリスマス会は近所の美味しいケーキ屋さんが子供たち用に作ってくれたケーキを購入し、みんなで食べるのが恒例でした。
もちろん娘は食べられないので、シャトレーゼのアレルギー対応ケーキを持参して交換してもらいました。
シャトレーゼのアレルギー対応ケーキはいちごが乗っていなくて、みんなのはイチゴが乗っていると泣かせてしまったことを思い出します。
次の年からはイチゴもしっかりと乗せました。

お泊り保育


年長さんの時に1泊に幼稚園に宿泊する「お泊り保育」がありました。
みんなで夕飯のカレーを作って食べて、お化け屋敷や踊りなどをして寝る。
朝ご飯を食べてスイカ割をして遊んで昼食前に解散です。

ここで問題なのは、夕飯と朝食です。



夕飯はカレーのルーがNG。
朝ご飯はサンドイッチと牛乳とバナナがNG。

カレーはアレルギー対応のカレーを作って園でそれを食べさせてもらうようにお願い。
みんなで作ったカレーを一緒に食べられないのは残念だけど、我慢してもらいました。
次に朝食。当時、すごくお世話になっていた日本ハムの米粉パンを使ってジャムサンドと豆乳を持参しました。こちらの米粉パンは時間が経つと固くなってしまうので、朝食時間に合わせて園に持っていきました。
この時は本当に近くの幼稚園を選んでよかったと実感した覚えがあります。

ななえ
ななえ

初めて親子で離れての1日。
アレルギー反応がでないか心配で心配で。
ちなみに娘は私のことは一瞬たりとも思い出さなかったそうです。
それだけ楽しかったんだね。

お別れ会のお弁当

年長さんが卒園する前に園児全員で 父母会が用意した仕出し弁当を一緒に食べるというイベントがありました。
お別れ会の前にアレルギーの有無をお伝えする用紙が回ってきて、アレルギーがありの方は成分表と当日の対応を2つから選びます。


①当日に親が除去して、代替品を追加
②仕出しのお弁当の空の容器を事前にもらいおかずを詰めて持参

私は②をしました。仕出し会社のHPでどんなお弁当かを確認し、できるだけ同じような大きさと配置で詰めました。
このような対応をさせてくださった父母会の皆様には感謝です。

小麦のり

年少の時は小麦のりを使う幼稚園でした。
当時は小麦が完全除去なので小麦のり使わないように対応していただきました。

牛乳パック

幼稚園では各家庭から牛乳パックを集めて、工作に使用していて我が家はジュースやコーヒーなどを持参していました。
こちらからはそれ以上のお願いをしていなかったのですが、娘のために牛乳でないパックを他のクラスと交換してできるだけ牛乳パックに触れないように対応してくれたことに感激した覚えがあります。

幼稚園のお友達との付き合い方

幼稚園って午前保育が多かったり、長期休みも多くて幼稚園とお友達と遊ぶ機会が多いですよね。
幼稚園のお迎えの後に公園とか。
今日は午前保育だから、ランチしようとかピクニック行こうとか。
いま思えばよく行っていたな…楽しかったけど。
そこで問題なのがランチなど食べ物がからむ時です。

お迎え後の公園遊び。その時のおやつ交換


まずはお迎えの後に公園で遊んだりするので、たいていのお母さんはお菓子を持っていました。
自然とおかし交換があり、いただくものは娘が食べられないものばかり…。

そりゃ卵、小麦、乳がNGなら食べられる市販のお菓子の方が少ないですよね。
なので、私が娘が食べられるお菓子を何種類か用意していました。

お母さんたちと仲良くなってアレルギーについて話すことが増えると、お母さんたちもアレルギーの有無を見てくれて娘が食べられるものを用意してくれる方もいました。

私たちが知らない娘が食べられるお菓子をもらったときは、親子で大喜びしました。

午前保育後のランチ


幼稚園が午前保育の時はランチに親子でのランチに誘われたりしました。
当時、娘が食べられるところかつ子連れが何組かで行ける場所はファミレスしかなかったのでいつも同じお店にしてくれました。
本当は違うお店で食べたい気持ちがあったと思います。
そんなことを表に出さずに付き合ってくれたお友達に感謝です。

お花見ピクニックバーベキュー等


長期休みの時はクラスの親子でお花見等をしました。
子供は大喜び!みんなで持ち寄ったものを食べました。娘は私が作ったお弁当だけで我慢してもらいました。その代わりお弁当は豪華です。

子供同士が集まるとお菓子交換が始まります。ほとんどが娘が食べられないお菓子。
他の子より食べられるお菓子が少ないので、娘が食べられるお菓子を毎回たくさん持って行ってましたね。あぁ、懐かしい。


ななこ
ななこ

当時は子供が集まるとお菓子交換が必ずセットでした。
娘が食べられないお菓子がほとんどだったけれど、交換が楽しいとその日の夜にいつも話してくれたなぁ。




お菓子交換でもらったお菓子は食べる前に必ず私に確認しに来てくれたので、アレルギー反応が出る事態になることはありませんでした。
ちなみに食べられないお菓子はお兄ちゃん用へのプレゼント。
私がアレルギーだからお兄ちゃんが食べられるのだから感謝してよねと言って、兄からお礼を言われると満足気でした。兄はアレルギーがないので、いつもおこぼれお菓子をもらえてます。


アレルギー反応が出ずに過ごせた幼稚園生活


おかげさまで園、お友達、ママ友と色々と配慮していただきましてアレルギー反応がでることがなく卒園することができました。
入園前は色々と不安でしたが、なんとかなりましたよ!!

幼稚園の間に小麦の負荷試験と経口免疫療法をし、小麦が食べられるようになったことをみんなが喜んでくれた事が印象に残っています。

幼稚園ではアレルギーがある子は何人かいました。
娘のように卵、小麦、牛乳全部が食べられない子も一人いて、お仲間がいたのも心強かったこともあります。

幼稚園の次は小学校!小学校といえば、修学旅行!!
幼稚園のお泊り保育のようにすぐに食べ物を持っていくとかできません。しかも2泊!?
どうなるんだろう…。
その時その時で心配事は尽きませんが、どうにか親子で乗り越えていけたらいいなと思います。
次は小学校の給食について記事にできればと思っています。